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引き取ってきたアドレス110の分解を始めました [ストマジ]

4月の第一日曜日、久しぶりに休日が晴れたので朝から友人Aから引き取ってきたアドレス110の分解作業を着手する事にする。
分解の目的はエンジンを奪取する事。
奪取したエンジンは長く休眠(放り投げ)状態のストマジに移植する計画だ。

先ずは汚い車体をキレイに洗車の為に車庫から移動。
CIMG3789_S.jpg
って、最初からネタ!!
ちょっと触っただけなのに手が黒く汚れてしまった (x_x)
CIMG3790_S.jpg
変なところを触っていないのに、何これ?
本気でバッチイよ。

カーシャンプーを使って外装をキレイにする。
洗うと、「汚水」と言うか「じる(汁)」と言うか、兎も角、真っ黒い液体が流れ落ちる。
何年も洗っていないスニーカーを洗っている気分にさせられた。

当日、友人Aに「最後くらい洗車しろよ」と文句を言ったら
「本当は下取りするつもりで、捨てると思わなかったから」
と言い訳
下取りしようと思ったら「洗車」は必須だよ、必須!!
外観一つで下取りが違う場合があるんだよ!?
愛読書ヤ○グマシンにも書いているはずだよ。
それより何より、自分の手を離れる時くらい「お疲れ様」洗車をする気持ち(優しさ)が大切なのに。
余りに酷いので、少々きつく叱ってやった。


念入りとは言わないまでも、自分のバイクを洗うよりは手間を掛けて、これから分解するスクーターを洗車。
これでやっと外装を触っても、大丈夫になったよ。


工具箱から、ソケット工具を総動員して作業開始!!
CIMG3792_S.jpg

先ずはリアキャリアとシートの取り外し。
KTC nepros T形ハンドルと10mmソケットの組み合わせを使用して、クルクルと取り付けナットを外しちゃいます。
CIMG3791_S.jpg



シートを外すと、洗い損ねた汚れが、ばっちぃ~~~ (x_x)
勿論、部分洗浄をしてキレイキレイにします。
マジで堪らんよ。
外したシートは友人Aの予備に回す事が決まっているので、丁寧に取り扱い、日向で虫干しにする。
これだけ汚いと変な虫が湧いていそうだよね。


次はシート下の収納ボックスの取り外し。
2ストオイルの補給口周辺がオイルまみれで、真っ黒。
ココも作業着手前にパーツクリーナーで洗浄。
収納ボックス自体はスクリュー数本で簡単に取り外せた。

収納ボックスを外すとホコリ塗れの世界が広がっていた。
CIMG3794_S.jpg
ココは汚れていても仕方ない。
外装を外さないと普通見れないからね。
CIMG3795_S.jpg
仕方ない・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
・・・・・・・・・
とは言え、ヒド(酷)くね!?
キャブレターが有るはず、なのだが、固まった泥で全く形が変わっている。
CIMG3795_UP.jpg
買ってから一度も洗浄していないんだろうね。
一応、ウェイトローラーとベルトは友人Sちゃんに言われて交換をして貰っているが、それ以外はノーメンテ(無整備)状態なのは誰が見ても明らかだよ。


そして外装パネルの取り外し。
なのだが、何処から着手すればよいやら??

とりあえず、一番壊れている箇所から外す事にする。
ココは原因は不明だが、外れてしまった外装パネルを(本当に)適当に嵌めてテープで固定している。
かみ合わせとかを全く無視した、本当に適当(いい加減)な取り付けているので、簡単に外れた。

よく見ると、地面に近いロアパネルがズタボロに傷だらけだ。
本人曰く(友人A言い訳)
「最低地上高が低くて、ぶつかる」
との事だが
実際には
1.タイヤの空気圧不足
2.サスペンションの抜け
3.過積載(体重)
等の整備不良
そして、そんな状態なのに、段差を乗車したまま乗り越える等の雑な運転が原因だと推測している。
日頃の発言と行動が違いすぎだよ。
これもキツク叱ってやった。



外装パネルの取り外しはジグソーパズル状態。
パネルの上下関係を確認しながら、アドレス110の周りをグルグル・グルグルしながら作業を行う。

途中まで外装パネル取り外しをやったところで、友人Aから昼飯のメールが来た。
余りの有様に腹立ち紛れに無視しようかと思ったが、一言言う為に昼飯を食いに連れ出す。

しっかり文句と諫言と叱咤をしつつ昼飯を食って、リフレッシュをしたので作業再開。

四苦八苦しながら外装パネルと格闘する事、小一時間。
結局、中央部のパネル(壊れていたパネル)を最初に外し、次にロアパネルを外し、前後のミドルパネル→アッパーパネルと外すのが手順らしい事が分かった。
もっとも、取り付ける事は無いので、分かっても無意味なのだが (^^;

キー周りの外装パネルを除いて、ほぼ全てのパネルを取り外す事に成功。
キー周りのパネルはキーシリンダーを取り外さないといけないのだが、キーシリンダーの取り付けビスに適合する工具を持ち合わせていなかったので、後日工具を入手後に取り外そう。

外したパネルは一部を除いて取り付けステーが折れる等の破損が酷く、再使用に耐えれそうもない。
残念だが、洗浄後捨てることにしよう。
(兎も角、汚くて洗わないと不用意に触る事も出来ない)

内部は予想通り?の汚れ具合。
ありとあらゆる部分がホコリだらけ、これでも動くのだから日本車の品質恐るべし。
ふなじゅんの私見を言わせて貰うと、

「ココまでなる前に壊れて動かなくなる方が安全じゃない?」

と思う。


次の工程は内側のパーツの洗浄だ。
正直言って外側の外装パネルなんて如何でも良くて、欲しいのは内側のエンジンと補器類。
本番はココからですよ。
普段なら適当にホコリを落としてから、取り外しちゃうんだけど。
今回は、余りの汚さに、しっかり洗浄をしてからでないと取り外し作業に取り掛かれない。

エアーブロー缶で表面のホコリを落とす。
ぐわぁ~~~~~!!
か・かたちが・・・・・・・・・・・形が違う。
何重にも積層していたんだ。


キャブレターも大きさが違うんですけど?
・・・・・・・・orz
なんか、これ以上触る気になれない。


気分を変える為に、リアアクスル付近を家庭用油汚れ洗剤を使用して洗浄してみる。
全く落ちない  予想通りの展開だ。
パーツクリーナーを拭きかけ、ダイソーで購入したブラシでゴシゴシと油汚れを落とす。

数分格闘して、下地と言うか本来の表面が汚れの奥から、ようやく現れる。
CIMG3796_S.jpg
ココで、ふと思う
「ココってリアブレーキ(ドラムブレーキ)が有るよね?こんなに汚れていても作動するの?」
・・・・・・・・
・・・・・・・・
・・・・・・・・
本気で怖くなってしまうので、これ以上は考えない事にしよう。

たった一箇所、しかも汚れを落としきれていないのに、ダイソーブラシはクロイブッタイ(黒い物体)と化してしまった。
CIMG3798_S.jpg
タール状のオイル汚れで、洗浄 → 再利用は不可能だよ。
この事態を見越して2本1組で100円の使い捨てブラシを購入したのだが、見込みが甘かった。
1組で1台分を済ませるつもりは無かったが、(1台の)半分くらいは・・・・・せめて(1台の)1/3は使いたかった。
追加で2~3組購入するか、廃棄物を利用した使い捨ての道具を考えないとダメみたいだ。

CIMG3801_S.jpg
ココまで作業したところで、夕方になり寒くなってきたし、精も根も尽き果てたので作業中断。
工具類を仕舞って、手を洗ったら、ぐでんぐでんに疲れきってしまった。

いやぁ~~~、軽い気持ちで始めたのだが、本気で長い作業になりそう。
分解するだけでも、倍の手間が必要なので、今月中には終わりそうも無い。
それどころか入梅前(7月初旬)までに終わるか・・・・・・・・・疑問
整備の方も、腰下まで完全分解の重整備になりそうな悪寒(予感)。
ブログ・ネタ的には面白いのだが、費用的には中古のストマジ110を購入した方が良さそうな悪寒(予感)。
(下手すると新車のKLX125が買えそうな悪寒(予感))

まぁ、途中で挫折する(厭きる)のが目に見えているのだが、ぎりぎりまでガンバってみる事にするかぁ!!。

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コメント 3

HIRO

こんにちは。
お疲れ様でした。
日本車って凄いなぁ(笑)
by HIRO (2010-04-12 11:56) 

GATA

なかなか見た事ない汚れっぷりですね。
これは掃除しがいがあるでしょう!(笑)
気長にやっていくしかなさそうですね。
by GATA (2010-04-12 16:39) 

yokoyoko

ギャハハハ
見事に期待を裏切りませんなあ。

タール状のブラシは灯油に漬け込めば、そこそこ綺麗になるよ。
by yokoyoko (2010-04-14 23:13) 

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