YZF-R6(06年型) 500kmを走っての感想 [YZF-R6(2C07)]
YZF-R6(06年型)を購入後 500km程走っての感想を書いてみたいと思います。
1.ヤッパリ速い。
第一印象でも書きましたが、速い。
慣らし段階で本来のレブリミット16,000prmの半分しか回せないのですが、一般道でツーリングするなら不足どころか免許が無くなるほど速いです。
加速も鋭く、アッと言う間に6速8,000prmまで達します。
時速何キロかはおきしげんさんの記事「兄弟車速度比較」を参考にして計算して下さい。
ハッキリ言って慣らし段階で既に持て余し気味です。
2.熱い
これまた第一印象でも書きましたが、熱い。
前回は「カウルの隙間から熱風バリバリです」と書いたのですが、更に熱い部分が発生。
それはシートです。
一時間ほど走るとエンジンの熱がカウルシートに溜まって・・・・・・・
ケツ(お尻)が熱い!!
熱気を帯びた空気を逃がす空気穴が無い構造なのかも知れません。
もしそうだとしたら、完全な設計ミスですよ。
3.ポジションが楽
比べる相手(TZR250R)が間違っているとは言え、今風のポジションは楽。
TZR250Rで一日走ると腰が痛くなるのですが、痛くなりませんでした。
前傾姿勢が緩いのだと思います。
でも、あまりに緩くて、油断すると、お腹突き出しのカッコが悪いポジションになっちゃうのが欠点です。
4.硬くて柔らかいサスペンション
慣らしが終わってない段階なので、参考程度の話なのですが
6速4,000prm未満の極低速ではサスペンションの動きが硬くて跳ねます。
ところがソレを超える領域からサスペンションの路面追従性が格段に良くなります。
路面のギャップや段差も気になりません。
このバイクの美味しい領域って6速6,000prmの速度からかな?
5.エンジンが良い
レブリミットが16,000prmなので超高回転型に思われがちですが、一般公道を流れに乗って走るだけなら、6速2,000prmから実用領域です。
実際に6速2,000prmからで走るのには低速トルクが不足気味なので、コツが必要なのです。
でも2スト・クオーター(TZR250R)と比較すれば楽勝です。
このエンジンなら普通にツーリングに使えます。
来年型FZ-6に搭載されても不思議でないです。
6.走行風が当たらない。
TZR250Rと違ってカウルに潜り込む伏せ姿勢でなくても、走行風が体に当たりません。
正確に言うと当たっているのですが、気になるレベルではないです。
TZR250Rは走行風がきつくて、時速100kmで巡航するのが大変です。
でも、YZF-R6は大変だと言うレベルではありません。
やっぱり、このバイクの本来の速度領域って6速8,000prmを超えるところ??
バイクが要求する速度で走ったら免許が何枚有っても、足りないです。
トンでもないバイクを買ってしまったものです。
歳相応に大人しく第四候補を購入しておくんだった・・・・。
すっかりべたボレみたいですねw
ポジションは今のジオメトリに則ったものでしょうから、
真っ直ぐ座った状態から前に体を倒して、手を円形に保つようにしつつ、
下半身でホールドするのが一番楽、且つ操作しやすい体勢だと思われます。
>トンでもないバイクを買ってしまったものです。
このクラスで凄いっていったら、リッタークラス(R1)は...
もっと(・∀・)イイ!!ですよw
by おきしげん (2006-07-13 20:31)
私もNS250Fで軽く火傷してました(^^;
シート裏に斜熱素材を貼るのはどうでしょう?
by SerowGOGOGO (2006-07-13 20:34)
馴らしでそこまで回しても良い仕様なんですね。
600の場合は回してなんぼなんで、回してふなじゅん!!
免許がなくならないようにね。あ~、早く見てみたい。R6。
by たけっち (2006-07-13 21:06)
私は乗り換えてえらくスピード感が違うのに驚いています。
ブンブン回さなくても勝手にスピードがでていて...ちょっと危険かも。
ただ、バイクが要求するスピードまで上げなくても、余裕があるって、とても楽なんだなぁ、と思っています。
by kobaban (2006-07-14 00:45)
大排気量車で思う事は慣らし運転が楽に出来るってことです、400ccの時は物凄く苦痛だったのに排気量が大きいとみんなとツーリングに行ってるときにでも慣らしが出来ると思いました。
by (2006-07-14 00:57)
R6は、とてもよく調教されたマシンですね。ヤマハらしさに溢れています。
本来のオイシイトコは、高回転なのでしょうけど、EXUPでより大きいモデル
の懐の深さを獲得したなぁと思っています。このマシンの凄い所は、ピーク
よりも、もっと低回転の味付けだと思いますよ。
by Yubo (2006-07-14 00:58)
こんにちは。
MotoGPマシンを見ても判るように。?ピークパワーだけじゃなくて、下の回転数でも使えるように出来て来て居るんだと思います。
伏せなくても良いのも、オーバー300km/hのマシンの風洞実験とかからのフィードバックじゃないかと(笑)
by HIRO (2006-07-14 01:13)
私のGSX-R1000(k6)も熱くなります。
どちらかと言えば、シートというより、足の辺りがものすごく熱くなりますね。
この前、ブーツを通して火傷するかと思いました、、(泣
今まで乗ってきたバイクが全てネイキッドだったため、こういう経験は初めてです(苦笑
by 大使 (2006-07-17 16:36)
おきしげん さん こんにちは
>すっかりべたボレみたいですねw
幾つか直したい部分も有りますが、おおよそ満足ですよ。
by ふなじゅん (2006-07-18 12:44)
SerowGOGOGO さん こんにちは
>シート裏に斜熱素材を貼るのはどうでしょう?
遮熱素材ですか?
面白そうですね。
火傷をするほどでは無いにしても、熱さで参っちゃってますので、エンジンの熱をシートカウルに伝わらせない方法を考え中です。
by ふなじゅん (2006-07-18 14:30)
たけっち さん こんにちは
>免許がなくならないようにね。あ~、早く見てみたい。R6。
関東圏だと何台も走っているでしょ?
今更私のを見なくても・・・・・・。
チビが乗っていると言っても、今のところは標準仕様ですよ。
by ふなじゅん (2006-07-18 14:48)
kobaban さん
>ただ、バイクが要求するスピードまで上げなくても、余裕があるって、とても楽なんだなぁ、と思っています
そうですねぇ、大型はパワーに余裕が有る分だけ、ツーリングで移動する時は楽ですね。
コーナーも無理をして走る必要が無いので、疲労も危険も少なくて良いですよね。
by ふなじゅん (2006-07-18 16:01)
B’SPACE さん こんにちは
>大排気量車で思う事は慣らし運転が楽に出来るってことです
そうですよねぇ。
小排気量車は慣らし運転中は交通の流れに逆らった極低速(30km/h)で走らないといけないので苦痛ですよね。
by ふなじゅん (2006-07-18 16:23)
Yubo さん こんにちは
>R6は、とてもよく調教されたマシンですね。ヤマハらしさに溢れています。
エンジンは初年度にしては比較的まともな出来上がりですね。
もっと雑なエンジンかと覚悟していたのですが、少々拍子抜けです。
by ふなじゅん (2006-07-18 17:45)
HIRO さん こんにちは
>下の回転数でも使えるように出来て来て居るんだと思います。
正直言って下の回転数が使えないと、私のような人間には使用不可能なので、大変助かる仕様です。
by ふなじゅん (2006-07-18 18:00)
大使 さん こんにちは
>どちらかと言えば、シートというより、足の辺りがものすごく熱くなりますね。
YZF-R6も、足、特にフレームに当たる太ももの付近も驚異的に熱くなってます。
先日真夏日に乗った時は死ぬかと思っちゃいました。
「外気温が20℃以下でないと乗られませんよ」って感じですね。
by ふなじゅん (2006-07-18 18:11)